ホームページ | http://mghyogo.org/ |
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代表者 | |
西宮難病連担当 | 竹久 康之 |
入会金・会費 | 入会金: なし、会費: 3,500円/年 |
会の目的 | 筋無力症患者への福祉の増進と、会員相互の助け合いを目指す |
主な活動 |
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病気について | 重症筋無力症の臨床的特徴は、骨格筋の筋力が運動の反復により低下すること(易疲 労性)、夕方に症状が増悪すること(日内変動)です。主な症状は眼瞼下垂、複視など の眼症状、四肢・前頸筋の筋力低下、構音障害、嚥下障害、さらに呼吸障害です。 症状の程度を示すものとしてOsserman 分類が用いられてきましたが、最近では発症年令、胸腺病理、抗Ach受容体抗体などにより胸腺腫群と非胸腺腫群に分類し、非胸腺腫群を若年発症型、高齢発症型、眼筋型、抗体陰性型の4つの亜型に分類する方法が一般的です。 重症筋無力症(Myasthenia Gravis:MG)は神経筋接合部の後シナプス膜に存在するアセチルコリンレセプターに対する自己抗体により、神経筋伝達が障害される自己免疫疾患です。胸腺腫や甲状腺機能亢進症を合併することがあります。 重症筋無力症の有病率は人口10万人に対し約10人で、男女比は1対2です。発病年齢は一定しませんが、20~30歳代の女性に発病することが多いようです。男性は40~50歳代を中心にした緩やかな分布で、これは胸腺腫合併症の分布とよく合致しています。平成19年度末における特定疾患医療受給者証保持者は15,600人程度ですが、申請していない人もかなりあるので、全国の患者数は正確にはわかってはいません。 |